304が多いブログのSEO対策について

ブログのアクセスログをのぞいてみると、304のステータスコードが返っているケースがけっこう多く、グーグルやMSNなどの検索エンジンロボットがそのまま帰っていることが多いようなんです。



この304のステータスコードは、以前に訪問した後、該当ページが更新されていない場合に返されるステータスコードです。

この304が返される場合、ブラウザに残っているキャッシュを使ってサイトを再表示し、表示をはやくしたり、サーバーの負荷を軽くしたりするものですが、グーグルなどの検索エンジンのロボットの場合でもこの304が返されているようです。

つまるところ、304が返ってくるということは、ページが更新されていないということなんで、つまりは新しい情報がないだろうから、クローリングせずに直帰しようっていうことなんだろうと思います。

ですので、ステータスコードが304だらけのサイトっていうのは、まったく更新されていないブログっていうことになるだろうから、SEO対策的にはマイナスの方向に傾くのではないだろうかと思うのです。

できるだけ、クローラーが304で直帰してしまうよりも、ちょっとでものぞいていってもらったりする方が、SEO対策になるのではないだろうかという気がしております。

けれども、ブログの場合は再構築というのがあるので、1文字かえたぐらいで全ページを更新するというのは比較的簡単です。
また、ホームページの場合でも、一括変換した上でFTPアップロードをすれば、比較的簡単に304の回避ができるものと思われます。

そのような、ちょっとだけ更新したぐらいの場合は、あまりSEO対策にはならないという印象があるのです。
けれども、ページにコンテンツが大幅に追加されたり、あるいは新しい外部リンクが加わったりした場合には、ある程度のSEO効果が見込める印象があります。

そのような意味でも、過去に作成したページをリサイクルするようなブログの作り方の方が、SEO的な効果が高い気もするのですが、どうなんでしょうね…。